【新卒就活】20社内定した私が実践した、内定を獲得するための就活設計5ステップ

「就活って、何から始めればいいの?」
「自己分析をしているけど、やりたい仕事が見つからない」
「企業ごとに志望動機を書いているけど、面接になると話せない」
「ESは通るのに、面接で落ちてしまう」
就職活動を始めると、このような悩みを抱える方は少なくありません。
私自身、新卒時の就職活動では金融、IT、不動産、商社、人材、コンサル、メーカーなど幅広い業界を見ながら就職活動を行い、最終的に20社から内定をいただきました。
当時の私は、最初から「この会社に入りたい」と決めていたわけではありません。
むしろ、かなり多くの業界・企業を比較しながら、自分が将来どうなりたいのか、そこから逆算して仕事を選んでいきました。
その経験を振り返ると、就活で重要なのは、
「有名企業に入ること」ではなく、「自分の人生から逆算して、就活そのものを設計すること」
だと感じています。
この記事では、私が実践した就活の進め方を、5つのステップに分けて紹介します。
目次
- 就活で最初に考えるべきこと
- STEP1:自己分析から「人生のゴール」を考える
- STEP2:人生のゴールから「仕事選びの軸」を作る
- STEP3:志望業界・企業を複数に分ける
- STEP4:志望動機は「企業」ではなく「自分」から作る
- STEP5:面接の場数を増やして通過率を高める
- 面接通過率を高める3つのポイント
- AI時代だからこそ重要になる「自分の言葉」
- まとめ
- MIRAI Partnersのキャリア支援について
1.就活で最初に考えるべきこと
就活を始めると、多くの人がいきなり、
「どの会社にエントリーするか」
「ESをどう書くか」
「面接で何を答えるか」
を考え始めます。
しかし、私はここを逆にすることをおすすめしています。
まず考えるべきなのは、「自分は将来、どんな人間になりたいのか」です。
なぜなら、企業選びから始めてしまうと、
「給料が高いから」「大手だから」「周りが受けているから」「就活サイトでおすすめされたから」
といった、会社を起点とした就活になりやすいからです。
もちろん、待遇や知名度も企業選びにおいて重要な要素です。
ただ、それだけでは数年後に、
「思っていた仕事と違った」「なぜこの会社を選んだのかわからない」
という状態になってしまう可能性があります。
そこで、私は就活を次の順番で考えることをおすすめします。
人生 → 仕事 → 業界 → 企業 → 選考
この順番で考えると、就活全体に一貫性が生まれます。
2.STEP1:自己分析から「人生のゴール」を考える
最初に考えるのは、「将来どうなっていたいか」です。
ここで注意したいのは、必ずしも具体的な職業を決める必要はないということです。
「30歳までに○○業界で働きたい」
「将来は社長になりたい」
といった具体的な目標がなくても構いません。
むしろ最初は、
「どんな人間になっていたいか」
から考えてみることをおすすめします。
例えば、
- 経済的に余裕のある人間になりたい
- 周囲から信頼される人間になりたい
- 家族を大切にできる人間になりたい
- 専門性の高い人間になりたい
- 多くの人に影響を与えられる人間になりたい
- 部下や後輩から慕われる人間になりたい
- 自分で人生を選択できる人間になりたい
などです。
私自身は就活当時、
「尊敬される父親になりたい」
というところから考え始めました。
一見すると、就活とは関係ないように見えるかもしれません。
しかし、
「なぜ尊敬される父親になりたいのか?」
「尊敬されるためには、どんな人間になる必要があるのか?」
と掘り下げていくことで、自分が仕事に求めるものが少しずつ見えてきました。
3.STEP2:人生のゴールから「仕事選びの軸」を作る
人生のゴールが見えてきたら、
「その状態に近づくためには、どんな仕事をすればいいのか?」
を考えます。
例えば私の場合、
「尊敬される父親になりたい」
↓
そのためには、
- 経済的に安定している
- 幅広い知識を持っている
- 周囲から信頼されている
- 人として成長し続けている
といった要素が必要だと考えました。
そこから、
私の就活の軸
① 実力や成果が正当に評価される環境
若いうちから成果を出し、その成果が評価や報酬につながる環境。
② 自分自身の力でお客様に価値を提供できる仕事
会社の商品だけではなく、自分自身の知識・経験・営業力・提案力によって、お客様の意思決定を支えられる仕事。
③ 常に新しいことを学べる環境
仕事を通じて知識や経験が増え、自分自身の市場価値を高められる環境。
という3つの軸ができました。
ここで重要なのは、
「軸は企業を絞るためだけに使うものではない」
ということです。
面接でも非常に重要になります。
例えば、
「なぜこの会社なのですか?」
と聞かれたとき、
「御社の理念に共感したからです」
だけでは、他社にも当てはまってしまう可能性があります。
一方で、
「自分は○○という人間になりたい。そのために△△という環境で働きたい。そして御社には□□という特徴がある」
という順番で話すと、自分自身の考えと企業の特徴がつながります。
4.STEP3:志望業界・企業を複数に分ける
ここまでできたら、初めて企業選びに入ります。
私自身は、
- 金融
- IT
- 不動産
- 商社
- 人材
- コンサル
- メーカー
など、かなり幅広い業界を見ていました。
「業界を絞らないといけない」
と思う就活生も多いですが、私は必ずしもそうではないと思っています。
むしろ、就活の初期段階では、
「自分の軸に合う企業を広く見る」
ことにもメリットがあります。
例えば、
「若いうちから成長したい」
という軸があったとしても、
金融、商社、コンサル、人材、IT、メーカーなど、さまざまな業界にその環境は存在します。
そこで私は、企業を大きく3つに分けていました。
第一志望群
「ぜひ入社したい」と思える企業。
第二志望群
自分の軸に合っており、十分に入社を検討できる企業。
第三志望群
興味はあるものの、優先順位はやや低い企業。
当時は、
第一志望群:約10社
第二志望群:約15社
第三志望群:約15社
というくらい、かなり多くの企業を見ていました。
ここで大切なのは、
「第一志望を1社だけにしない」
ことです。
就活は選考を受けてみないと分からないことがたくさんあります。
説明会で印象が変わることもあります。
社員と話して印象が変わることもあります。
逆に、第一志望だと思っていた会社の選考を受けて、
「自分には合わないかもしれない」
と気づくこともあります。
だからこそ、最初から選択肢を狭めすぎないことが重要です。
5.STEP4:志望動機は「企業」ではなく「自分」から作る
就活で非常に多い悩みが、
「企業ごとに志望動機を作るのが大変」
というものです。
私がおすすめしたいのは、
「志望動機の軸を1つ作り、企業ごとに接続する」
という方法です。
私の場合、仕事を通じて実現したいことを、
「自分自身が関与することで、人々の選択肢を広げたい」
と考えていました。
これを業界ごとに考えると、
金融なら、
「お金に関する選択肢を広げる」
人材なら、
「キャリアに関する選択肢を広げる」
不動産なら、
「住まいに関する選択肢を広げる」
ITなら、
「テクノロジーによって企業や個人の選択肢を広げる」
というように、共通する自分の考えを企業の事業に接続できます。
これによって、企業ごとに全く別の人間を演じる必要がなくなります。
そして、ここから重要なのが、
「なぜ?」の深掘り
です。
「なぜ人々の選択肢を広げたいのか?」
「なぜ自分が関わる必要があるのか?」
「なぜその業界なのか?」
「なぜその会社なのか?」
「その会社で何をしたいのか?」
ここまで答えられるようになると、志望動機だけではなく、自己PRやガクチカ、将来像など、面接で聞かれるさまざまな質問にも一貫性が出てきます。
6.STEP5:面接の場数を増やして通過率を高める
ここまで準備できたら、最後は実践です。
就活では、「準備してから面接を受ける」
だけではなく、「面接を受けながら準備の質を高める」
ことが非常に重要です。
私自身、20社の内定を獲得する過程で、多くの企業の面接を経験しました。
その中には、「絶対に第一志望ではない」
という企業もありました。
それでも、実際の面接を経験することで、
- どんな質問が来るのか
- 自分の回答のどこが弱いのか
- どの話が面接官に興味を持ってもらえるのか
- 話すスピードは適切か
- 結論から話せているか
などが分かります。
つまり、面接は本番であると同時に、
自分の面接力を改善するための実践の場
でもあります。
そのため、就活の初期段階では、志望度の高い企業だけに絞りすぎず、複数企業の選考を経験することも一つの方法です。
エージェントにて、志望企業を用意してもらうことも手段の1つです。当時私は3つのエージェントを活用していました。
現在ご紹介可能なエージェントは、以下3つになります。
エージェントサービスについて
REFLAME
irodas
0円就活
7.面接通過率を高める3つのポイント
ここからは、私自身が面接で特に意識していたことを3つ紹介します。
① 論点整理
一番意識していたのが、「結論から話す」ということです。
例えば、「あなたの強みは何ですか?」
と聞かれたら、
「私の強みは○○です。理由は2つあります。」
と最初に結論と全体像を伝える。
その後、
「1つ目は……」
「2つ目は……」
と話します。
これは単純なようですが、面接では非常に重要です。
面接官は限られた時間の中で、学生の考え方や経験を理解しなければなりません。
だからこそ、「相手が理解しやすい順番で話す」ことを意識します。
② すべての回答に一貫性を持たせる
面接では、
「自己PR」
「ガクチカ」
「志望動機」
「就活の軸」
「将来やりたいこと」
など、さまざまな質問をされます。
ここで、それぞれの回答がバラバラだと、「結局、この人は何をしたいのだろう?」
となってしまいます。
そこで重要なのが、「なぜ?」を深掘りしておくことです。
例えば、
「営業がしたい」
↓
なぜ?
「人と話すことが好きだから」
↓
なぜ?
「人との関係性の中で、自分の提案によって相手の意思決定を支えたいから」
↓
なぜ?
「自分自身の介在価値を高めたいから」
というように、自分の考えを何度も掘り下げていきます。
これを繰り返すことで、自分の価値観が見えてきます。
③ 逆質問を「最後のアピールチャンス」と考える
「最後に質問はありますか?」
これは単なる質問タイムではありません。
自分自身を知ってもらう最後のチャンスでもあります。
例えば、
「御社で活躍されている若手社員には、どのような共通点がありますか?」
「マネジメントをする上で、皆さんが大切にされていることは何ですか?」
「入社後に早期に成果を出す方には、どのような特徴がありますか?」
といった質問をすることで、
「自分はこの会社で成長したい」
「活躍するために必要なことを知りたい」
という姿勢を伝えることができます。
もちろん、逆質問は企業との相性を確認するための場でもあります。
つまり、企業が学生を見るだけではなく、学生も企業を見る時間なのです。
8.AI時代だからこそ重要になる「自分の言葉」
現在は、AIを使ってESや志望動機を作ることもできる時代になりました。
これは就活生にとって非常に便利な一方で、
「誰が書いても似た文章になる」
という問題も起こりやすくなっています。
だからこそ、これからの就活では、
「きれいな文章を書くこと」よりも「自分の経験を自分の言葉で語れること」
がより重要になると考えています。
例えば、「御社の企業理念に共感しました」という文章だけでは、他の学生との差が分かりません。
しかし、「大学時代に○○という経験をして、そのときに△△を感じた。その経験から□□を仕事にしたいと考えるようになった。そして御社の○○という事業に、その考えを実現できる可能性を感じた」
という話であれば、その人自身の経験が入っています。
AIは文章を整えるために使う。一方で、「何を伝えるのか」は自分で考える。
この使い分けが重要だと思います。
9.就活で一番大切なのは「企業選び」ではなく「選択肢を増やすこと」
私が就活を経験して感じたのは、
就活の目的は、最初から1社を決めることではない
ということです。
むしろ、「自分は何を大切にしたいのか」を考え、
「その価値観を実現できる会社にはどんな会社があるのか」
を調べ、
「実際に選考を受けてみる」
というプロセスを繰り返すことで、自分自身の選択肢を増やしていくことが重要です。
就活を、「会社に選ばれる活動」だけだと考えると、どうしても苦しくなります。
一方で、「自分の人生の選択肢を増やす活動」と考えると、見え方が変わります。
企業を知る。自分を知る。人と話す。面接を受ける。失敗する。改善する。
そのすべてが、自分のキャリアを考える材料になります。
10.MIRAI Partnersのキャリア支援
MIRAI Partners株式会社では、
「就職すること」だけをゴールにしないキャリア支援を行っています。
就活では、「どの会社に入るか」だけではなく、
「どんな人生を送りたいのか」
から逆算してキャリアを考えることが重要だと考えています。
そのため、
- 自己分析
- 就活の軸の整理
- 業界・企業選び
- ES・志望動機
- 面接対策
- 逆質問対策
- キャリアプラン設計
などを通じて、一人ひとりの状況に合わせたキャリア支援を行っています。
また、就活生本人だけでは見つけにくい選択肢を知ってもらうことも、キャリア支援の重要な役割だと考えています。
「何をしたいのか分からない」
「自分に合う業界が分からない」
「ESや面接がうまくいかない」
「内定はあるけれど、本当にこの会社でいいのか迷っている」
そんな方は、一度自分のキャリアを整理してみてください。
最後に
私自身、就活を始めたときから「20社内定」という結果を想像していたわけではありません。
最初から完璧な自己分析ができていたわけでもありません。
実際に企業を見て、人と話して、面接を受けて、失敗して、改善する。
その繰り返しの中で、自分が大切にしたい価値観が少しずつ明確になっていきました。
だからこそ、これから就活を始める方に伝えたいのは、
「最初から正解を見つけようとしなくていい」
ということです。
まずは自分がどんな人生を送りたいのかを考える。
そこから仕事を考える。
そして業界、企業へと落とし込んでいく。
最後は実際に選考を受けながら、何度も修正していく。
この繰り返しが、自分に合ったキャリアを見つけることにつながると私は考えています。
就活は、人生で初めて本気で自分の未来について考える機会です。
ぜひ「内定を取るため」だけではなく、
「自分はどんな人生を送りたいのか」
を考える時間にしてみてください。
MIRAI Partners株式会社は、そのための選択肢を一緒に考えるパートナーでありたいと考えています。


