「NISAは国の罠?」20代夫婦が選んだ、制度に振り回されない現実的な投資

「NISAは国の罠なのでは?」
「政府に投資をさせられているだけじゃないの?」
「NISAを使うと、逆に損をするのでは?」
SNSを見ていると、こうした意見を目にすることがあります。
確かに、NISAは国が用意した税制優遇制度です。
だからこそ、「本当に自分たちにとってメリットがある制度なのか?」と疑問を持つこと自体は、決して悪いことではありません。
私自身も、投資を始めた頃は制度をそのまま信じるのではなく、
「なぜ国はNISAを推進しているのか?」
と考えていました。
その上で、現在の私はNISAを積極的に活用しています。
大学時代から投資・節約・副業などに取り組み、24歳で資産1,000万円を突破。
そして現在、25歳で資産2,600万円まで資産を増やすことができました。
現在の私の考え方は、
「NISAだから何でも買えばいい」
でも、
「NISAは国の罠だから使わない」
でもありません。
大切なのは、
「制度のメリットとデメリットを理解した上で、自分の人生にどう活用するか」
だと考えています。
今回は、以前noteで書いた「NISAは国の罠?」というテーマを、現在の私の資産形成の考え方にアップデートして紹介します。
目次
- 「NISAは国の罠?」と言われる理由
- NISAは本当に「国民を株漬け」にする制度なのか
- 「将来、制度が変わるかもしれない」という不安
- NISAを使えば投資で損をしないわけではない
- それでも私がNISAを活用する理由
- 私自身の資産形成はどう変わったのか
- 「NISAなら何でもいい」ではない
- NISAの次に考えている「キャッシュフロー」
- 制度を疑うことと、制度を使わないことは別
- 私が考えるNISAとの付き合い方
- MIRAI Partnersが考える資産形成
- まとめ
1. 「NISAは国の罠?」と言われる理由
そもそも、なぜNISAが「国の罠」と言われるのでしょうか。
SNSなどでよく見かけるのは、主に次のような意見です。
・国が国民に投資をさせたいだけなのでは?
・株式市場にお金を流したいだけなのでは?
・将来的に制度を変更して課税するのでは?
・初心者を投資市場に呼び込んで、暴落に巻き込むのでは?
こうした疑問が出てくること自体は自然だと思います。
実際、投資にはリスクがあります。
NISAは「税金が優遇される制度」であって、
「損をしない制度」ではありません。
ここを混同してはいけません。
だから私は、
「NISA=絶対に正しい」
とも、
「NISA=国の罠」
とも考えていません。
2. NISAは本当に「国民を株漬け」にする制度なのか
NISAには、国が制度を作る目的があります。
金融庁はNISAについて、家計の安定的な資産形成を支援するための制度として説明しています。
一方で、国が国民の資産を投資に向かわせたいという政策的な側面があることも事実です。
ここは冷静に分けて考えるべきだと思います。
つまり、
「国にも政策目的がある」
ことと、
「だから個人にとってNISAが不利である」
ことは同じではありません。
例えば、税制優遇がある制度を、
「国が作ったから使わない」
と考える必要はありません。
重要なのは、
「その制度によって、自分にどんなメリット・デメリットがあるのか」
です。
私はここを基準に判断しています。
3. 「将来、制度が変わるかもしれない」という不安
NISAについて、
「今は非課税だけど、将来は課税されるのでは?」
という意見もあります。
これは将来の制度変更を完全に予測することはできません。
税制は将来的に変更される可能性があります。
だからこそ私は、
「未来の制度変更を予想して、今の制度を使わない」
という考え方はしていません。
現在利用できる制度について、そのルールを理解した上で活用する。
そして制度が変更された場合には、その時点で改めて考える。
このくらいシンプルに考えています。
将来何が起こるかを完全に予測することはできません。
だからこそ、
「今、自分がコントロールできること」に集中する
ことを大切にしています。
4. NISAを使えば投資で損をしないわけではない
ここは非常に重要です。
NISAは「非課税制度」です。
投資そのもののリスクをなくしてくれる制度ではありません。
例えば、NISA口座で100万円分の株式を購入したとしても、株価が下落すれば資産価値は100万円を下回る可能性があります。
つまり、
NISA=元本保証
ではありません。
また、投資する商品によって、
・価格変動リスク
・為替リスク
・信用リスク
・分配金の変動
・元本割れ
など、さまざまなリスクがあります。
そのため、
「NISAだから安心」
ではなく、
「NISAという非課税制度を、どの商品で、どのように利用するか」
まで考える必要があります。
5. それでも私がNISAを活用する理由
では、なぜ私はNISAを使うのでしょうか。
一番大きな理由は、
長期的な資産形成において、税制上のメリットがあるから
です。
現在のNISAでは、一定の条件のもとで投資による利益や配当・分配金が非課税になります。
つまり、
「どうせ長期的に投資するのであれば、利用できる非課税制度は利用する」
という考え方です。
私は、
「国が推奨しているからNISAを使う」
のではありません。
「自分の資産形成にとって合理的だと考えているから使う」
という順番です。
この違いは非常に重要だと思っています。
6. 私自身の資産形成はどう変わったのか
以前の私は、
「まずは投資を始める」
ということを重視していました。
最初は少額から投資を始め、
そこから少しずつ投資額を増やしていきました。
そして現在は、25歳で資産2,600万円。
資産形成に対する考え方も少しずつ変化しています。
現在は、
①収入を増やす
↓
②支出を最適化する
↓
③NISAを優先して長期運用する
↓
④NISA以外の資産も含めて分散する
↓
⑤配当・分配金などのキャッシュフローも育てる
という考え方になっています。
つまり、
「NISAだけをやる」
という考え方ではありません。
NISAはあくまで、
資産形成という大きな戦略の中の一つの手段
として考えています。
7. 「NISAなら何でもいい」ではない
ここも非常に重要です。
NISAには投資できる商品に一定の条件がありますが、
NISA口座を使えば何を買っても安全になるわけではありません。
例えば、
「NISAだから買う」
ではなく、
「この商品に長期投資したい。そのためNISAを活用する」
という順番で考えるべきだと思っています。
私は基本的に、
「長期的に保有したい資産を、税制優遇のあるNISAで運用する」
という考え方です。
NISAという箱を先に決めて、その中身を後から考えるのではなく、
「自分の資産形成の目的」→「投資方針」→「商品」→「NISAの活用」
という順番で考えています。
8. NISAの次に考えている「キャッシュフロー」
そして、現在の私が以前より強く意識するようになったのが、
「資産からどれだけキャッシュフローを生み出せるか」
という考え方です。
資産形成の初期段階では、
「資産を増やす」
ことを最優先していました。
しかし、資産がある程度大きくなってくると、
「この資産はどれくらいのお金を生み出してくれるのか?」
という視点も重要になってきます。
そこで現在は、
・高配当株
・配当ETF
・カバードコール型の商品
・不動産
など、キャッシュフローを生み出す可能性のある資産についても研究しています。
ただし、
「分配金が高い=優秀な商品」ではありません。
例えばカバードコール型の商品は、オプションプレミアム等を収益源として分配を行う一方、原資産が大きく上昇した場合には、その値上がり益を十分に享受できない場合があります。
そのため、
分配金だけではなく、価格変動を含めたトータルリターンで考える
ことが重要です。
私は「高分配だから買う」のではなく、
「自分のポートフォリオの中で、どんな役割を持たせたいのか」
を考えるようにしています。
9. 制度を疑うことと、制度を使わないことは別
私は、NISAを無条件に信じる必要はないと思っています。
むしろ、
「なぜこの制度があるのか?」
「どんなメリットがあるのか?」
「どんなリスクがあるのか?」
と疑問を持つことは大切です。
しかし、
「疑問を持つ」→「使わない」
と短絡的に考える必要もありません。
例えば、
「国が作った制度だから怪しい」
ではなく、
「国が作った制度だけど、自分にとってメリットがあるから使う」
という判断でもいい。
逆に、
「みんながNISAをやっているから、自分もやる」
という必要もありません。
大切なのは、
「自分で理解して、自分で判断する」
ことです。
10. 私が考えるNISAとの付き合い方
私自身のNISAとの付き合い方をまとめると、非常にシンプルです。
① NISAの仕組みを理解する
非課税になる範囲や投資可能な商品など、まず制度を理解する。
② 自分の家計を確認する
生活防衛資金を確保した上で、無理なく投資できる金額を決める。
③ 長期投資を前提にする
短期的な値上がりを狙うのではなく、長期的な資産形成を考える。
④ 自分に合った商品を選ぶ
「NISAだから」という理由だけで商品を選ばない。
⑤ 資産形成の目的を決める
老後資金なのか、FIREなのか、住宅購入なのか、教育資金なのか。
目的によって必要な資産額やリスク許容度は変わります。
⑥ NISAだけに依存しない
NISAは資産形成の「全部」ではありません。
NISAを活用しながら、
収入・支出・現金・株式・不動産・キャッシュフロー
などを総合的に考えることが重要です。
11. MIRAI Partnersが考える資産形成
MIRAI Partnersでは、
「投資商品を紹介して終わり」
という資産形成ではなく、
「人生全体のお金を設計する」
ことが重要だと考えています。
例えば、
「NISAを始めたい」
という相談があったとしても、いきなり商品選びから始めるのではありません。
まず、
・現在の収入はいくらか
・毎月いくら使っているか
・貯金はいくらあるか
・毎月いくら投資できるか
・住宅購入の予定はあるか
・子どもの教育費はどうするか
・何歳までにどれくらい資産を作りたいか
・将来的にどんな働き方をしたいか
といったことを整理します。
なぜなら、
「NISAをやること」そのものが目的ではないからです。
NISAも、高配当株も、不動産も、FIREも、
すべては人生をより良くするための「手段」です。
だからこそMIRAI Partnersでは、
キャリア × 家計 × 資産形成 × 不動産
を一体として考えることを大切にしています。
12. まとめ
「NISAは国の罠なのか?」
この問いに対して、私は、
「NISAだから絶対に正しい」でも、「国の制度だから罠」でもない
と考えています。
NISAはあくまで税制優遇制度です。
投資にはリスクがあります。
制度も将来変わる可能性があります。
だからこそ、
制度を理解する。
メリットとデメリットを知る。
自分の家計に当てはめる。
そして、自分自身で判断する。
これが大切だと思っています。
私自身は、NISAを活用することで資産形成を進めてきました。
24歳で資産1,000万円。
そして現在、25歳で資産2,600万円。
今後はNISAを活用した長期投資に加えて、高配当株やカバードコール型の商品なども含め、
「資産を増やす」だけではなく、「資産から生まれるキャッシュフローを増やす」
ことにも取り組んでいきます。
最終的に目指しているのは、単純に「お金持ちになること」ではありません。
お金を理由に人生の選択肢を狭めないこと。
これが、私が資産形成を続ける一番の理由です。
NISAを使うかどうか。
どの商品を選ぶか。
どれくらい投資するか。
その答えは、人によって違います。
だからこそ、
「みんながやっているから」ではなく、「自分の人生に必要だから」
という視点で資産形成を考えてみてはいかがでしょうか。
MIRAI Partnersでは、こうした資産形成・家計・キャリア・不動産について、自分自身の人生設計から逆算して考えるための情報を発信しています。
※本記事は筆者個人の資産形成に関する考え方や実践例を紹介するものであり、特定の金融商品・金融サービスの購入や利用を推奨するものではありません。投資には元本割れ、価格変動、為替、信用等のリスクがあります。金融商品への投資を行う際は、最新の情報を確認し、ご自身の判断と責任において行ってください。


